湖に挑み、壁を登り切る! 笑顔と挑戦の合同団キャンプ

団活動

2025年9月27日~28日、みどり第1団と合同で「ファミリーオートキャンプ場そうり」にて団キャンプを実施。初日は満水の草木湖で筏遊びとゴムボート遊びを満喫し、夜はトレーラーハウスでの舎営と、自作トーチの光る道が導くキャンプファイヤーで盛り上がりました。2日目は、自作のホットサンドおにぎりで朝食を済ませ、モーニングゲームで笑いあった後、みどり市ボルダリング施設へ。90度から110度の壁に挑み、スカウトもリーダーも「みどモス」のゴールにタッチ!挑戦と達成感に満ちた、笑顔あふれる2日間となりました。

期待を裏切らないアクティビティ

今年の団キャンプは、秋晴れの空の下、みどり第1団との合同開催ということもあり、会場の「ファミリーオートキャンプ場そうり」は、いつも以上の熱気に包まれましたね!特に、子どもたちの目がキラキラと輝く瞬間が、そこかしこで見られた、まさに笑顔あふれる2日間だったことが、実施内容からひしひしと伝わってきます。なんと言っても、キャンプ初日の「筏あそび」は、最高のスタートを切れた一番の立役者でしょう!半月前の下見では貯水率50%だった草木湖が、当日はなんと満水に!その広大で美しい湖面を前に、スカウトたちの「うわーっ!」という歓声が上がった様子が目に浮かびます。BVS隊は早速着替え、ライフジャケットを着てゴムボートで水面を進みます。

CS隊、BS隊が協力して組み上げた手作りの筏に、恐る恐る、そして満面の笑みで乗り込む瞬間。グラグラと揺れる筏の上で、バランスを取りながら「進めー!」とオール(代わりの棒?)を漕ぐ姿は、まさに冒険者そのもの。水しぶきを浴びながら、仲間と協力して湖を渡るという非日常の体験は、最高の笑顔を引き出してくれたに違いありません。

初めての体験と共同作業の喜び

キャンプ場に戻ってからの**「設営」も、楽しい「遊び」の一部です。特に、BVS、CS隊が初めて目にするトレーラーハウス**!「わー、秘密基地みたい!」「ここで寝るの?」と目を輝かせながら駆け回る様子は、最高の笑顔だったに違いありません。慣れない環境での「お泊まり」が、一気にわくわくするイベントへと変わった瞬間です。

トーチづくり

そして、キャンプの夜を彩る準備として行われた「トーチづくり」。マジックやクレヨンを使い、A4のカラー用紙いっぱいに自分の思い描く絵を描く時間は、想像力を爆発させるクリエイティブな時間。「どんな絵にしようかな?」「こんな色も使っちゃおう!」と、夢中になって取り組むスカウトたちの真剣ながらも楽しそうな顔が目に浮かびます。

みんなで夕食

夕食の定番カレーライス作りでは、保護者の皆さんと一緒に野菜を切ったり、ご飯を炊いたり。みんなで協力して作った**「とてもおいしいカレーライスとサラダ」**を囲む時間は、まさに団キャンプの醍醐味。大きな鍋からよそわれた熱々のカレーを頬張るスカウトたちの満足そうな笑顔は、疲れを吹き飛ばすエネルギーになったはずです。

きれいな光の道とおもいでのキャンプファイヤー

夜のキャンプファイヤーでは、自分たちで作ったトーチがファイヤー場までの「光の道」を作り上げ、幻想的な雰囲気の中、火の神が点火。高く燃え上がる炎を囲み、ソングやスタンツで大いに盛り上がった時間は、この合同キャンプでの一体感を最大に高めてくれました。炎の揺らめきの中で見せる、弾けるような笑い声や、歌声、そして達成感に満ちた表情は、この夏の最高の思い出となったことでしょう。

達成感あふれる挑戦のゴール

2日目の朝:陽光とホットサンドの香り

翌朝、トレーラーハウスから一歩外に出ると、前日にも増して気持ちの良い青空がスカウトたちを迎えます。山の澄んだ空気と木漏れ日が心地よいキャンプ場の朝。

朝食の準備が始まると、辺りには食欲をそそる香りが漂い始めます。今日の朝食は、みんな大好きホットサンド!パンの焦げ付かないか注意しながら、ワクワクした表情でホットサンドメーカーを覗き込むスカウトたち。自分たちで焼き上げたアツアツのホットサンドを頬張る姿は、とても幸せそうで、キャンプならではの贅沢な時間です。

さらに、昼食に備えておにぎり作りも同時進行です。炊き立てホカホカのご飯を前に、各自が自分の食べる分を握ります。「ちょっと大きすぎたかな?」「形がいびつになっちゃった!」と、時折笑い声も混ざりながら、一生懸命おにぎりを握る手元は真剣そのもの。自分だけのオリジナルおにぎりを完成させた時の、誇らしげな笑顔がまた格別です。

撤営前のひと遊び:朝礼とモーニングゲーム

食事と身支度を終え、清々しい空気の中で朝礼が行われます。一日を始める準備は万端。

その後は、撤営作業に入る前に、VS、RSが企画した楽しいモーニングゲームの時間です。特に盛り上がったのは、「震源地探し」と「ヨチヨチあるき」。リーダーやスカウトが中心となり、周囲をキョロキョロ見回しながら震源地を探す様子や、普段はしない「ヨチヨチ歩き」で移動する姿に、あちらこちらで笑いがこぼれます。真面目な朝礼の後だからこそ、こうした遊びの時間がより一層楽しく感じられ、子どもたちの笑顔が弾けました。

そして、遊びの後はすぐに気持ちを切り替え、テントサイト(舎営なのでトレーラーハウス周辺)の撤営作業に取り掛かります。協力して道具を片付け、最後はみんなで一列になってキャンプ場全体を巡るごみ拾い。使った場所を自分たちの手で美しくすることで、この楽しいキャンプへの感謝の気持ちを表しました。

ボルダリング

2日目のアクティビティ、「ボルダリング」は、文字通りアクティブな笑顔のハイライトです。

ボルダリング施設に移動し、90度、95度、110度の壁を目の前にしたスカウトたちは、最初は「こんなの登れるかな?」と少し不安げな表情を見せたかもしれません。しかし、一度登り始めると、その表情はすぐに真剣な挑戦者の顔に変わります。「次はこのホールド!」「あと少し!」と、自分の限界に挑み、一歩ずつ上を目指す姿。最初は恐る恐るだった動きが、慣れるにつれて大胆になり、次々と壁を登っていく姿は、見ていて清々しいほどです。

特に、一番難しい110度のオーバーハングした壁に、リーダーや保護者までが挑戦し、見事「みどモス」のゴールプレートにタッチした瞬間は、会場全体が拍手と歓声に包まれたことでしょう。この達成感は、スカウトたちにとって「自分たちもできるんだ!」という大きな自信になったはず。挑戦の先にあった達成感の笑顔は、筋肉痛の代償を払っても、それ以上の価値があったに違いありません。

おにぎり作りから始まり、キャンプ場でのごみ拾いで美しく場を去るまで、一連のプログラムを通じて、子どもたちは「楽しむ」ことと「やり遂げる」こと、そして「協力」することの喜びを全身で感じたことと思います。最高の天気最高の仲間に恵まれた今年の団キャンプは、参加した全員にとって、笑顔と自信、そして団の絆を深めた忘れられない時間になったことは間違いありません。

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