里山しごと体験

カブ、ボーイ隊

今回は、桐生自然観察の森の「里山しごと体験講座」の第2回目に参加してきました。10時から15時までしっかり体験してきました。第1回目が地区キャンプ場オープニングセレモニーがあったため参加できませんでしたが、その分のフォローアップもして頂き、有意義な活動となりました。来年1月28日には第3回目、そして2月に第4回目となり、その4回目では椎茸の駒打ちをして持ち帰り栽培できるとの事。出来るまでは2年ほどかかるそうですが、ワクワクしますね。

昔の里山は、こどもの遊び場、地域に住んでいる人たちのいこいの場でしたが人の手が入らないことで、草木が乱雑に伸び今は誰もよりつかなくなってしまいました。森は、掃除やかたづけと同じように、ちょっとずつ草をかったり、木を切ったりしながら、きれいにしなければなりません。今、徐々にですが、森をきれいで楽しい場所にしようという運動が広がっています。
そんな里山を整備しながら、薪をつくったり、椎茸の種駒打ちをしたりしてみませんか。
力仕事もありますが、みんなで楽しく山仕事をしてみましょう。

日付テーマ
11月5日雑木林を観察しよう
12月17日木を切って里山整備をしよう、動物の食害から自然を守ろう
1月28日里山に暮らす生きものの環境を整えよう
2月11日里山の恵みをいただこう

里山について

 本体験会の第1回の体験が、桐生地区キャンプ場のオープニングセレモニーと重なり、参加できなかったため、倒産参加者のために、群馬県緑のインタープリター会会長木暮幸弘さんより里山について講義をして頂きました。

 昔の里山の恵みを受けた循環社会は、まさにSDGsであると感じました。また、アーバンべアの問題など、都市と山の境界となる手入れが行き届いた里山がなくなってしまったことも要因かとも思いました。 

 この里山に関しては、『所さんの目がテン!』の里山再生プロジェクト「かがくの里」で取り扱っていますが、まさに里山の重要性についてしっかりやっているのだな!ということを再認識しました。

午前の部「木を切って里山を整備しよう」

午前中は、切った木の枝落としを行いました。準備運動をして、ネイチャーセンターからさくらのみち経由クワガタムシの森方面へ、アナグマの掘った穴を横目に現地まで・・・

 現地では、ガイドの方がチェーンソーで木を切っていました。切った木の切り株を見せてもらいました。約30年ほどの木でした。切った木は、また芽が生えてくるそうです。但し、シカなどが新芽を食べてしまうと枯れてしまうので、木を守るため、防獣ネットを張るとのことです。

 切った木は、そのまましばらく置いておき、適度に乾燥させます。あとで運びやすいように余計な枝をのこぎりや剪定ばさみで切っていきました。

お昼は、一旦ネイチャーセンターに戻り、各自持ってきた昼食を食べました。自然観察の森よりきのこ汁を頂きました。温かくてとてもおいしかったです。

午後の部「動物の食害から自然を守ろう」

午後はまた現地に行き、今度は防獣ネットを張りました。等間隔に杭を打ち、ネットを張ります。急斜面でもあり中々の重労働でした。

最後に

第1回目にカメラを仕掛けており、この森に現れる動物の動画を見ました。イノシシ、シカなどが写っていました。イノシシがたくさん走り回っている映像では、歓声が上がりました。

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