前回に続き桐生自然観察の森の「里山しごと体験講座」の第3回目に参加して来ました。10時から15時までしっかり体験してきました。朝の地震はびっくりしましたが、快晴でほぼ無風の非常に良いコンディションでした。
今回は、「里山に暮らす生き物の環境を整えよう」というテーマで、下草刈りと防獣ネット張り、腐葉土箱作りを行いました。スカウトも指導者も頑張り、自然観察の森のスタッフから褒められました。
里山しごと体験
前回の里山しごと体験講座の模様は下記をご覧ください。
昔の里山は、こどもの遊び場、地域に住んでいる人たちのいこいの場でしたが人の手が入らないことで、草木が乱雑に伸び今は誰もよりつかなくなってしまいました。森は、掃除やかたづけと同じように、ちょっとずつ草をかったり、木を切ったりしながら、きれいにしなければなりません。今、徐々にですが、森をきれいで楽しい場所にしようという運動が広がっています。
そんな里山を整備しながら、薪をつくったり、椎茸の種駒打ちをしたりしてみませんか。
力仕事もありますが、みんなで楽しく山仕事をしてみましょう。
日付 | テーマ |
11月5日 | 雑木林を観察しよう |
12月17日 | 木を切って里山整備をしよう、動物の食害から自然を守ろう |
1月28日 | 里山に暮らす生きものの環境を整えよう |
2月11日 | 里山の恵みをいただこう |
レクチャーを受けて、現地に向かいます。
午前の部「下草刈り・ネット張り」
午前中は、下草刈りと防獣ネット張りです。準備運動をして、ネイチャーセンターからさくらのみち経由クワガタムシの森へ向かいました。登って左側の斜面が現場となります。
現地では、2班に分かれ、我が桐生第22団は2班として活動しました。防獣ネットは、前回手際が良かったとのことで、団委員長が指名されました。BS副長とBSと3名で、ネット張りを、他は金網で囲ってあるエリアの金網撤去と、下草(主に篠)刈りを行いました。篠は、地面にちかいところで、斜めにならないように注意しながら、剪定ばさみで切っていきました。
前回、3面を張っておいたので、今回は、通路に面した残り1面にネットを張っていきます。途中、紐が絡んだり若干のトラブルありましたが、午前中に貼ることが出来ました。
お昼は、一旦ネイチャーセンターに戻り、各自持ってきた昼食を食べました。
午後の部「腐葉土箱作り」
午後はまた現地に行き、まずは防獣ネットを固定するためのペグうちと結束バンドでポールや鉄筋とネットの固定をおこないました。
金網を四角く囲み、箱を作り、周りの葉っぱをかき集めその中に入れていきました。今は、乾いていますが、雨など受けながら湿っていきます。この中が昆虫たちの住処になるそうです。
最後に
今回も、この1月間にこの森に現れた動物の動画を見ました。イノシシ、シカなどが写っていました。動物が出てくるたびに、歓声が上がりました。
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