謎解きと絶景!一色山~金狐山トレッキング記

ビーバー、カブ、ボーイ隊

地区キャンプ場周辺の自然を生かしたトレッキングプログラム。ボーイ隊は野帳、カブ隊は謎解き、ビーバー隊はフィールドビンゴに挑戦し、一色山の涅槃像では北枕の謎を解明。金狐山展望台では絶景をスケッチし、スカウトたちは自然の中で課題をクリアしながら成長しました。午後は菊章の団面接や月の輪集会を行い、スカウトたちは「ちかい」と「おきて」を学びました。

豊かな自然と冒険心!一色山~金狐山展望台トレッキング

かねてより温めていた地区キャンプ場周辺のプログラム開発。今回、選んだのはキャンプ場からほど近い金葛生活環境保全林の憩いの広場を起点とする周回コース。全長3km、高低差150mの道のりを、課題をクリアしながら約2時間かけて巡る、冒険心と知的好奇心をくすぐるトレッキングです

 

出発~冒険の始まり

地区キャンプ場に集まったスカウトたちは、出発までの間、コマ回しなどで和やかに過ごしました。車に分乗し、目的地の駐車場へ到着すると、いよいよ冒険の始まりです。

ビーバー隊、カブ隊それぞれの挑戦

カブ隊の謎解き

 先発隊からの手紙に記された謎を解き明かすのが、カブ隊の最初の課題です。「寝釈迦」や「展望の丘」、「追跡サイン」といった言葉が並ぶ手紙。しかし、周囲に追跡サインは見当たりません。困惑するスカウトたちでしたが、手紙をよく見ると「左上から右下へ読んでみて」というヒントが。言われた通りに文字を追うと、「鳥獣慰霊之碑の南にある橋を進め」という指令が現れました。

 しかし、「南」とはどちらの方角でしょうか?コンパスを持たないスカウトたちに、棒磁石と裁縫道具の糸で即席の方位磁石を渡し、見事に南の方角を特定しました。知恵と工夫で最初の難関を突破し、追跡サインを求めて出発です。

ビーバースカウトの課題

 ビーバー隊は、カブ隊を追いながら、フィールドビンゴを行いました。子供たちは競争しながら、どんどん発見していきました。

追跡サインを追って

この生活環境保全林(金葛)は、歩道が約7㎞に渡って整備され、道もいくつも分岐あるため、分岐を中心に追跡サインを設置し、それを探しながら登って行きました。この追跡サイン、集会が始まる2時間以上前の総長からカブ隊長が、設置してくれました。カブ隊長は、この日2周しました。大変お疲れ様でした。感謝感謝

一色山(涅槃像)~静寂の祈り

 様々な表情を見せる山道を登り、最初の目的地、一色山山頂に到着しました。標高290mの山頂には、荘厳な涅槃像が静かに横たわっています。

カブ隊の学び

 お釈迦様の寝ている向きについて調べてみよう!

 涅槃像の隣にある碑には、以下の様に書いてある。

お釈迦様は、弟子たちと一緒に旅をしている途中、突然沙羅双樹の樹の下に来た時、弟子にこの木のもとに衣をたたんで敷かせその上に頭を北に向け、右肩を下にして横になられ、お弟子たちに最後の教えを説かれて静かに息を引き取られました。

 スカウトたちは難しい漢字もリーダーに確認しながら、写していき、お釈迦様が北の方向を向いていることを確認しました。

実際にその向きを調べてみよう

 ここでは、棒磁石の他、コンパスを使って北枕であることを確認しました。

 
 

金狐山展望の丘~絶景との出会い

一色山からアップダウンを繰り返し、標高303mの金狐山展望台へ。天候にも恵まれ、展望台からは真っ白な浅間山をはじめとする壮大な景色が広がりました。カブ隊は、この絶景をスケッチする課題に挑戦。ビーバー隊は、遠くに見えるドン・キホーテの看板に大興奮。遠くからでも見えるその色合いに、歓声が上がりました。

最後のくだり~冒険の終わり

美しい景色を胸に、スカウトたちは最後のくだりを進みます。

野帳~探求の記録

ボーイスカウト隊は、野帳に記録を取りながらトレッキングを進めました。整備された保全林ですが、国土地理院の地図とは異なる道もあり、スカウトたちは注意深く周囲を確認しながら、自分たちの足跡を記録していきました。

月の輪集会と団面接

菊章の団面接

団委員長、副団委員長による菊章の団面接が行われました。スカウトは堂々と受け答えし、団として自信を持って推薦できる結果となりました。

月の輪集会

 「ちかい」と「おきて」について、先輩スカウトから教わった後、「おきて」にちなんだ神経衰弱ゲームが行われました。ゲームを通して、スカウトは「おきて」を楽しく学びました。

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