スカウトの日(10/17)カントリー作戦、織り鶴、藍染め

団活動

 先月実施の予定でしたが、緊急事態宣言のため1ヶ月延期し、本日行うことが出来ました。今回は、織物参考館『紫』長谷川社長と石渡桐生市議会議員のご協力で、伝統産業と織り鶴について触れる機会を頂きました。新川公園から『紫』までは、コロンバス通りの美化活動『カントリー作戦』を行いながら雨の中歩いていきました。

今年の当団スカウトの日の活動

 当団では、添付の通りスカウトの日の主旨にのっとり、『カントリー作戦』と『織物のまち「桐生」の伝統産業に触れる』ことを柱に実施することとしました。

カントリー作戦(美化活動)

雨の中出発となりました。それでも、元気にゴミ拾いを実施していきました。ビーバースカウトは、生垣などの中にある空き缶も目ざとく見つけて行きました。BS、VSは夢中になるBVS、CSの安全も見ながら清掃を行ってもらいました。

織物のまち「桐生」の伝統産業に触れる(SDG11)

 織物参考館『紫』に到着し、いよいよ織り鶴と藍染めです。

織り鶴

 桐生遺族会事務局の石渡議員から、鶴や千羽鶴に関するお話を頂きました。鶴と言えば、平和の象徴、長生き、鶴の一声、夫婦円満など。千羽鶴は、必勝、病気見舞い、平和の願いなど込めて作られています。

 70年以上前日本は戦争でたくさんの人が戦争に行きました。桐生からも7,000人以上の人が戦地へ赴き、3,000人以上の人が亡くなったそうです。そして、昭和20年8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆が落とされました。20万人以上の人が亡くなったそうです(今の桐生市の人口は約10万人)。

 佐々木禎子さんは、2歳で被爆して12歳で原爆が原因の白血病で亡くなりました。闘病中は折り紙で千羽鶴を折れば元気になると信じて鶴を折りつづけたそうです。

 桐生織りの生地を使った織り鶴の説明をして頂きました。詳細はこちらをご覧ください。

カッコソウについて・・・カッコソウは、鳴神山のあたりにだけ生息する、数がとても少なくなってしまった植物です。

 お話を聞いた後は、鶴を折っていきました。まず折り紙で作っていきましたが、鶴の折り方を知らないためかなり悪戦苦闘しましたが、折ることが出来ました。あとでおうちでアイロンでしっかりと折り目をつけておくとしっかりとします。

藍染め

 こちらは藍染めです。長谷川社長から手ほどきを受けて実施しました。何度かやっているスカウトもいますが、毎回違うデザインになるので、これはとても楽しいものでした。
 私はは前回、しっかり縛り過ぎてほぼ白となってしまいましたが、今回はいい感じにできて満足です。

過去実施の藍染めプログラム(参考)

終わりに

お世話になった、長谷川社長と石渡議員にお話を頂きました。本当にお世話になりました。非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

カブ隊は、9月に実施したチャレンジ章を授与しました。

石渡議員のFacebookで紹介して頂きました。

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